アーリーリタイアするまでのシミュレーション

アーリーリタイアするまでのシミュレーション

はじめに

私の目標は10年以内のアーリーリタイアですが、それが現実的なのか?
ざっくりシミュレーションしてみました。

シミュレーション1

まずは、株の配当のみでアーリーリタイアするにはどの程度の年数かかるのか計算してみます。
配当利回りは4%で、配当金はすべて再投資します。
更に、毎年100万円ずつ資金を投入するものとします。

その結果が下記のグラフです。

よくアーリーリタイアするには毎月20万円、年収240万円は必要と言われますが、
20年経ってもその半分しかありません。
当たり前ですが、そもそも資金が少ないと配当金による福利の恩恵も少ないです。

シミュレーション2

今度は毎年300万円ずつ資金を投入するものとします。
その他の条件は先程と同じです。

この条件なら15年で240万円は超えます。
堅実にいくならこの方法でいいと思いますが、もう少しブーストする方法を検討してみます。

シミュレーション3

こんどは、株への投入資金を100万円に戻す代わりに、
不動産を毎年1棟ずつ購入するとして、賃貸料が毎年50万円ずつ増えると仮定します。
その賃貸料と株の配当金を再投資するものとします。
既に1棟持っているので、これが現実に近いですが、賃貸料の手残りは少なめに設定しています。

この場合は、かなり早い段階で240万円は超えます。
10年後には普通のサラリーマンくらいの年収となります。
但し、毎年順調に買えるかどうかはその時の情勢によっても変わりますし、
そもそも個人では融資額も上限があるので、法人化は必須になります。
ある程度ハードルが高いですが、そもそもアーリーリタイアを目指している時点で、
色々と覚悟は必要だと思っています。

まとめ

シミュレーションによってアーリーリタイア自体は可能だと確認できましたが、
目標の年収が達成できた時に、安定収入を手放す勇気があるかどうか、正直分かりません。
もしかするとセミリタイアになるかもしれませんが、どちらにせよ自由な時間を増やすために
今後も投資を続けます。