Google スプレッドシートで資産管理

Google スプレッドシートで資産管理

自分の資産を管理するのに色々なアプリがありますが、私は自分で色々とカスタマイズしたいので、Google スプレッドシートを試してみました。為替や株価が取得できて非常に便利だったのでご紹介します。

為替

スプレッドシートで為替や株価を取得するにはGOOGLEFINANCE関数を使います。

関数の説明は上記リンク先にありますが、為替レートを取得するには取得したい通貨を入力するだけです。「CURRENCY」は無くても取得できます。

当然ドル円だけでなく色んな通貨ペアが取得可能です。

現在の株価

現在の株価は銘柄コードと”price”を入力することで取得できます。リアルタイムの価格のようですが、遅延することもあるみたいなので、これをみてスキャルピングのようなことはできません。

過去の株価

過去の株価を取得するには開始日・終了日を指定する必要があります。なお、終了日を指定しなければ一日分のデータが返ってきます。下記の画像ではTODAY()-365としていますが、これは1年(365日)前という指定となります。

もし、ある特定の日の値が知りたいなら、DATE(2022,12,1)のような感じでDATE関数を使って日付を指定します。

注意点として、過去のデータは例え1日分であっても戻り値が配列になっています。そのため、値だけが欲しいならINDEX関数で配列の位置を指定して取り出します。なお、画像中の”close”は終値のことです。

グラフ描画

これは私も最近まで知らなかったのですが、セルの中でグラフを描画することが可能です。ローソク足のようにちゃんとしたものではありませんが、パッと見てトレンドが分かるので非常に便利です。

グラフの描画はSPARKLINE関数を使って行います。元データは上記までで説明したようにGOOGLEFINANCE関数から取得します。今回はしっかり開始日・終了日を指定します。

なお、普通のグラフのバリエーションとしてローソク足もあるようなので、やろうと思えばそちらでちゃんとしたグラフも作れると思います。

 

所感

GOOGLEFINANCEは単なる株価だけでなく 1日の平均取引量やEPSなど、非常に色んな情報が取得できるので、工夫次第でいくらでも使い勝手は良くなると思います。